今年ももうすぐ始まる、水の都ヴェネツィアのカーニバル。
６年前、厳寒のサンマルコ広場で友人が用意してくれた、１８世紀のドレスに着替え、仮面をつけて私も参加しました。
コンクールで競い合う、芸術的な衣装やパフォーマンスの数々・・・…それはそれは幻想的で素敵でした。
ヴェネツィアの友人テレーザが用意してくれた楽しい一日。
忘れられない美しい思い出の１ページです。

イースター（復活祭）から遡って日にちを定められているため、毎年日程が変わるカーニバル。

イースターの準備期間に古代や中世期の信者たちは肉食を絶ち、ごちそうを食べて賑やかに過ごしていたそうで、その名残がカーニバルとなったようです。 

かつて階級制度がとても厳しかったベネチア共和国では、この時期だけは、身分に関係なく無礼講が許され、仮面をつけると誰が誰かわからなくなり、仮装によって身分を隠すことで貧富の差も消えて、思いっきり楽しんだそうですよ。
現代も、楽しもう！という気持ちが溢れて、迷路のような小道をそぞろ歩きするのも本当に楽しかったです♪